どうしてだろうって考える事もひたすらにおこがましい
わたしはわたしの価値観だけで、生きていて
比較して悲しくなったり、考えて駄目になったりするけれど、何万分の1があればそれだけで良い
だから、ひどく明るい人間なのだと思う

自分が放つ言葉の意味
言いたい事ではないのなら、言わなければ良かった
どれだけ柔らかくても、棘ならば、それは罪だ
どういうこと?と聞かれるのが嫌いだった
言って分からないなら説明したって分からないよ人生が違うから、感覚が違うから
分かりやすく、分かる事ではない
それなのに、どうして希望を持ってしまうのだろう


日々を辿っていくことは、わたしにとってなんなのだ
生きていなくても良いのに、どうして何もかもを求めてしまう

何年前の一コマでも、鮮明に思い出せるよ
画面越しに笑う知らない人はとてもあたたかい
血の色なんて知らなくても、それでも
昔、アダムで口元に作った傷は、メイクで隠せるけれど、消えない
指先で触れると分かる
そんな痛みを、知らなくて良かったはずなのに

もしかしたら、わたしは羨ましかった
羨望は、時に悪意に化ける